2019年6月をもって、ロシアにおける日本年
2018-2019は盛況のうちに終了しました。
日露交流年閉会式において,
2020年から2021年に掛けて
「日露地域交流年」を
実施することが発表されました。
162
万5961
名!!
(2019年6月30日時点)
ロシア全土59
都市
登録イベント件数609
件
ロシア全土で様々なイベントが開催されました
※ 同一イベントの複数都市開催を含みます
2016年12月の日露首脳会談の際の両国首脳間の合意に基づき,2018年から2019年にかけて「ロシアにおける日本年」・「日本におけるロシア年」(日露交流年)を開催しました。日露交流年は,日露関係において初めての試みであり,ロシアにおいて日本を紹介する「ロシアにおける日本年」では,600件以上の行事が開催され,160万人以上が参加しました。
「ロシアにおける日本年」では,政治,経済,文化,科学,教育,青年,スポーツ,自治体交流等の多岐にわたる分野で日本を紹介する行事がロシア各地で行われました。代表的な行事として,旧ソ連時代の初演から90周年となる松竹大歌舞伎近松座訪露公演(2018年9月開催),入館まで長い行列ができたプーシキン美術館での江戸絵画名品展(2018年9月~10月開催),1万人以上の観衆を集めた流鏑馬(2018年8月開催),フィギュアスケートのザギトワ選手が参加した地域の魅力海外発信支援事業(2019年3月)などが行われ,日本の魅力を余すところなく伝え,大きな反響がありました。 日本においてロシアを紹介する「日本におけるロシア年」では,プーシキン美術館の絵画展(2018年4月~7月),マリインスキー・バレエの来日公演(2018年11月~12月)等,ロシア文化の神髄に触れることができました。
また,キャッチフレーズである「あなたの知らない日本があります」に述べられているとおり,日本のことをあまり知らない方には日本に触れてもらい,日本について良く知っている方には,日本の新たな魅力が伝わるような取組が行われました。
日露交流年の勢いを継続・発展させ,日露両国の地方まで交流の裾野を広げるため,2019年6月29日のG20大阪サミットの際の日露首脳会談において,2020年から2021年にかけて「日露地域交流年」を開催することが発表されました。このように,日露交流年は,日露間の人的交流の拡大を図り,両国国民間の相互理解を深める上で意義のあるものでした。