安全上のお知らせ
(ラマダン明け大祭に伴う注意喚起)

    平成27年7月16日

    邦人旅行者,在留邦人の皆様へ

     

    ラマダン明けとなる17日は,モスクワ市内のモスクで大祭が予定されています。 大使館最寄りのプロスペクトミーラ駅南西にはイスラム教のモスクがあり,同日は多数の信者が集まることが恒例となっており,交通規制なども行われる予定です。

    また,報道等によれば,17日午前8時まで地下鉄オレンジ線は,プロスペクトミーラ駅に停車せずに通過となり(環状線(茶色線)は平常通り),また,同駅の入口も閉鎖される(出口は使用可)由です。

    なお,先日お知らせしましたとおり,シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)は,その支持者に対してラマダン月の期間中における攻撃を強化するよう呼びかけ,支持者に対して自国の統治者への蜂起を呼びかける声明を発出しており,外務省は広域情報を発出して注意を呼びかけていますが,その後もテロがフランス等で発生しています。

    つきましては,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。

    また,公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

     

    テロ対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
    (1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
    (2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
    http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html

     

    以上