領事情報
在留邦人および邦人旅行者の皆様へ 平成23年6月14日
お知らせ(飲酒場所の規制等について)
1 ロシアでは法律(※)により酒類を提供しているカフェ等飲食店が指定する場所以外における,屋外及び公共施設での飲酒が規制されています(アルコール度数により飲酒禁止場所が異なり,アルコール度数12%未満の酒類は公共交通機関,文化施設等の公共施設。アルコール度数12%以上の酒類は,公道・公園等あらゆる場所の屋外及び公共施設)ので注意が必要です。
2 違反した場合は,罰金(12%未満の酒類に関する違反:100から300ルーブル,12%以上の酒類に関する違反:500から700ルーブル)を科せられる可能性があります。ただし,罰金を科せられる際には,警察署において違反に関する調書が作成され,指定された銀行口座に罰金を振り込むこととなりますので,警察官がその場で現金を要求することはありません。
3 また,酩酊状態で,公道・公園等あらゆる場所の屋外及び公共施設において,他人を侮辱すること及び公共秩序を乱す行為を行った者には100から500ルーブルの罰金または15日以内の拘留処分を科すという規則もあり,本規則は解釈の範囲が広いことから,例えば飲食店で飲酒した後に酒酔状態で車道を歩く行為が本規則に抵触する可能性もありますので,無用のトラブルを避ける観点から,飲酒後の行動にはご注意下さい。 (※)2002年7月1日付ロシア連邦行政的違法行為法典第20条(2009年12月21日付改訂)
以上 |