平成23年3月14日
ラヴロフ外務大臣による献花及び記帳
3月14日14時頃(モスクワ時間)、ラヴロフ露外務大臣は日本大使館を訪問し、献花及び記帳を行った。
1 ラヴロフ外務大臣による弔意文は以下のとおり。
「この厳しい時に当たって,深甚なる哀悼の意ととともに,日本国民及び政府との心からの連帯の意を表します。皆様方とともに亡くなった人々を悼むとともに,この悲劇の結果の克服を支援するためあらゆることを致します。我々はあなた方とともにいます。2011年3月14日」
当館前にて献花を行うラヴロフ露外務大臣
2 記帳後の記者団に対するラヴロフ大臣の発言の概要は以下のとおり。
(1)ロシア指導部を代表して日本国民に再度哀悼の意を表明するために献花に伺った。ロシア国民の哀悼の意は本日行われた電話首脳会談においてもメドヴェージェフ大統領から菅総理に伝えられている。
(2)今次災害のような未曾有な大惨事を目の当たりにして無関心でいられる人はいない。ロシア側も既に救援部隊を派遣し,既に日本に到着し,他の国の救援部隊とともに被災地にて生存者の捜索活動を行っている。
(3)我々は常に日本国民と連帯している。共通の努力によってこの大きな被害を最小限に食い止めなければならない。繰り返しになるが,このような大災害に無関心でいられることは誰もできない。
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