原田駐ベラルーシ日本国特命全権大使の信任状奉呈


 

 

2012年2月20日
在ベラルーシ日本国大使館

  1. 2月20日11時(現地時間)より,共和国宮殿で行われた信任状奉呈式において,原田親仁駐ベラルーシ日本国特命全権大使はルカシェンコ・ベラルーシ大統領に対し,信任状を奉呈しました(合計9名の大使が信任状を奉呈)。
  2.  

  3. その際のルカシェンコ大統領のスピーチの中で,日ベラルーシ関係に関する発言は以下のとおりです。

    (1) 従来,日本との関係は人道的な分野に限られてきた。

    (2) 福島原発事故の悲劇に関連してベラルーシが有するチェルノブイリ事故の経験や情報を日本側に提供しており,今後とも協力を継続したい。

    (3) 今後は,経済・技術の分野における両国関係を発展させていきたい。

  4.  

  5. 引き続き行われた各国大使との懇談における原田大使とのやりとりの概要は以下のとおりです。

    (1) ルカシェンコ大統領より以下のとおり述べました。

     福島の原発事故を受け,我々は(原子力災害という)悲劇をともに経験することとなった。今後ともこの分野での協力を継続したい。

    (2) これに対し,原田大使は以下のとおり述べました。

    ア 日本政府を代表して3月11日に起こった震災及び福島原発事故に関し,ベラルーシから頂いた協力・支援に深い感謝の念を伝えたい。

    イ 今時訪問に際してはモスクワより日本のビジネスマンが同行している。これは,日本企業がベラルーシでのビジネスに関心を有していることの表れである。