原田親仁駐露大使とバサルギン地方発展大臣との会談


 

平成23年9月6日

 

  1. 本6日,原田親仁駐露日本国大使は,地方発展省にて,バサルギン地方発展大臣と会談しました。
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  3. 冒頭,原田大使より,野田新総理の下でも,従来の対露外交の基本方針は不変である,G8ドーヴィル・サミットの際の日露首脳会談で確認された日露関係の肯定的な流れを逆行させることなく維持強化していくことが重要である旨述べました。また,原田大使より,日露間の地域間交流の重要性を指摘しつつ,本年7月にニジニ・ノヴゴロドで行われた貿易経済日露政府間委員会地域間交流分科会第3回会合のフォローアップとして,日本企業が関心を有するプロジェクトに関する訪日プレゼンテーションの実施につき協力を求めるとともに,近いうちに,ジャパンクラブの代表者とともにイルクーツクを訪問する予定である旨述べました。
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  5. これらに対し,バサルギン地方発展大臣より,地域間交流分科会第3回会合のフォローアップの重要性に同意するとともに,両国間の円滑なビジネス関係構築のための環境作りが重要であり,地方発展省が日露関係強化の基盤となれるよう協力していきたい,また,2012年のAPECサミット,2014年のソチ・オリンピックに関する日露間の協力プロジェクトの可能性についても話し合っていきたい旨述べました。
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(了)