広報文化

 

 

平成23年度秋の外国人叙勲
叙勲受章者の発表(在ロシア日本国大使館管轄地域)

 

平成23年11月3日

 

 日本政府は3日,平成23年秋の外国人叙勲の受章者を決定しました。在ロシア日本国大使館管轄地域からは以下2名(アルファベット順)の受章が決定しました。2名への叙勲伝達式は後日在ロシア日本国大使館にて実施する予定です。

 

プリセツカヤ・マイヤ・ミハイロヴナ

(元ボリショイ劇場プリマ・バレリーナ)

受章勲章名:旭日中授章

功績:「20世紀最高のバレリーナ」と賞賛される同人は40回程の訪日の中でバレエ公演を実施したほか,能楽界の第一人者梅若六郎と上賀茂神社にてコラボレーションを演じ,また,宝塚歌劇場で「王家に捧ぐ歌」の振り付けを担当したりするなど,我が国バレエ界の育成・発展や日露文化交流に寄与。

 

ソローミン・ユーリー・メフォディエヴィチ

(国立アカデミー・マールィ劇場芸術監督)

受章勲章名:旭日中授章
功績:同人は黒澤明監督作品の日ソ合作映画「デルス・ウザーラ」に主役として出演するなど,日本映画界との交流を深めるとともに,マールィ劇場芸術監督に就任後は同劇場初の日本公演を実現するなど,日本・ロシア間の芸術交流及び理解促進に寄与。

 

【参考】

  1.  外国人叙勲:我が国との友好の増進等について顕著な功労のあった外国人に対し,
    天皇陛下の名において授与されるもの。
  2.  

  3.  ロシアの劇場・音楽関係者の近年の受章例
    ゲルギエフ(平成18年旭日中授章,マリインスキー劇場芸術監督)
    ロストロポーヴィチ(平成15年旭日中授章,チェリスト)
    ロジェストヴェンスキー(平成13年勲三等旭日中授章,読売日本交響楽団名誉指揮者)