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原田駐アルメニア共和国日本国特命全権大使の信任状捧呈

 

2011年11月8日

     

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  1. 11月8日(火)12時35分(現地時間)より大統領公邸において行われた信任状捧呈 式において、原田親仁駐アルメニア共和国日本国特命全権大使はサルグシャン・アルメニア共和国大統領に対し信任状を捧呈 しました。
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  3. (1)信任状捧呈の際、原田大使より、概要以下のとおり述べました。

    駐アルメニア大使に就任することができ光栄。駐アルメニア大使として、二国間の友好関係の更なる促進に全力を尽くしたい
    (2)これに対するサルグシャン大統領の発言は以下のとおりです。
    貴使の駐アルメニア大使就任をお祝いする。貴使の豊富な経験が、両国関係の更なる発展に貢献することを確信している。アルメニア政府としても全面的に両国関係の強化に向けて協力していきたい。また、東日本大震災に関し、改めて日本国民の皆様にお見舞いを申し上げる。貴国が必ずこの困難を克服することを確信している。
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  5. また、信任状捧呈式に引き続いて行われた懇談におけるやりとりの概要は以下のとおりです。
    (1) サルグシャン大統領より概要以下のとおり述べました。
    (a)二国間関係の発展は、アルメニアにとって重要であるのみならず、責務でもある。両国間には関係発展に向けた潜在力があり、これを最大限活用して、二国間関係を発展させていきたいので、貴使の貢献を期待する。
    (b)アルメニア火力発電所への円借款及び地震リスク評価・防災対策策定プロジェクトの実施を含め、日本による経済協力に対し感謝する。
    (c)先般行われた子供映画祭は盛況であった。双方の国民が互いの文化についてより理解を深めることは、二国間関係の発展に役立つ。

     

    (2) 原田大使は概要以下のとおり述べました。
    (a)日本政府を代表して東日本大震災に際してのアルメニア政府及び国民からのお見舞いと支援に対して感謝する。
    (b)今次訪問には日本の主要企業の代表者から成る経済ミッションが同行している。これが両国の経済関係の拡大につながることを期待している。
    (c) 来2012年は、両国外交関係樹立20周年に当たるので、この機会を利用して、様々な記念行事を実施したい。これにより、両国国民の相互理解が増進されることを期待する。

 

(了)