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平成25年10月22日 在ロシア日本国大使館領事部
安全上のお知らせ
(ボルゴグラード市における路線バス自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起)
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報道等によれば,10月21日午後2時頃、ロシア南部のボルゴグラード市において、路線バスで自爆テロが発生し、少なくとも、実行犯を含む7人が死亡、30人以上が負傷しました。報道等によれば、ボルゴグラード州当局は、今後テロの危険性があることから治安機関によるテロ防止の厳戒態勢及び取り締まりを強化し、公共の場での警戒を強めることを呼びかけています。
- ロシアでは、2014年2月にソチ(事件が発生したボルゴグラードから西約680km)で冬季五輪が予定されており、北コーカサス地域を拠点とするイスラム過激派がソチ五輪の妨害を呼びかける声明を出しています。今回の自爆テロに関して、現時点で犯行声明は出されていませんが、イスラム過激派と関係のある女性による犯行との報道があり,更に今後もテロが続く懸念があると報じられています。
- つきましては、在留邦人及び旅行者の皆さまは、上記の状況を考慮し、テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。
- なお、本件については、外務省渡航情報(スポット情報)が発出されています。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?id={%countrycd%}&infocode=2013C440
- テロ事件に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)2012年6月26日付け広域情報「テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(3)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
以上
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