ロシアにおいて自動車を運転するには、以下のいずれかの方法があります。

令和7年3月18日

1.ロシアの運転免許を取得する
(注1:ロシアでは日本の運転免許からロシアの運転免許への切り替えを行っていません(除:定住証明(Вид на жительство)所持者、下記注2参照)ので、ロシアの運転免許試験を受ける必要があります。)
(注2:定住証明(Вид на жительство)所持者は、右定住証明を取得した日から6か月以内にロシアの運転免許に切り替える必要があります(定住証明取得日から6か月後に日本の運転免許は無効とみなされます。手続の詳細はモスクワ市交通警察外国人サービス部(電話:(499)218-1125)にてご確認ください。なお、2024年4月1日からは「6ヵ月以内」→「1年以内」に変更となります。)

 

2.日本で取得した国際運転免許と日本の運転免許の原本を携行する。
(注:有効な国際運転免許だけでは不十分で、日本の運転免許の原本も併せ携行する必要があります。)

 

3.日本の運転免許の原本と公証されたロシア語の翻訳文を携行する。
(注1:日本の運転免許の公証されたロシア語の翻訳文は当地公証人(Нотариус)又は公証人と提携している翻訳業者で取得することが可能です。)
(注2:当館にて日本の運転免許の翻訳証明を発行していますが、交通警察によっては、当館発行の運転免許の翻訳証明では不十分で、当地公証人の認証を受けたロシア語の翻訳文を携行する必要があるとの指摘を行う事例が報告されています(ロシア国内法においてそのような解釈が可能です)。つきましては、実際に取り締まりに当たる交通警察との無用のトラブルを避けるとの観点から、当館発行の日本の運転免許の翻訳証明をお持ちの方は、同翻訳証明を基に、当地公証人の認証を受けた翻訳証明を取得することをお勧めいたします(下記参照)。

なお、「マイナ免許証」のロシア語翻訳は作成できません。従来の日本の運転免許証が必要です。
 

 

以下の翻訳業者(公証人と提携のうえ公証認証まで行う翻訳業者)は当館発行の翻訳証明を持参すれば、一律900ルーブルの手数料で運転免許の翻訳に対し公証認証を行うとしていますので、ご参考までにお知らせします。
・社名:「Trans Europe」
・住所:Ul. Kalanchevskaya d.11 str.3 office35 (3階) 
・最寄り地下鉄駅:(赤色ライン)クラースヌィエ・ヴォロータ
・電話:(495)664-2070
・受付時間:10時から18時
・必要なもの:(1)当館発行の翻訳証明、(2)日本の運転免許原本、(3)900ルーブル
・その他:代理人の申請可、所要2~3日間