ロシアにおける新型コロナウイルス対策について:その2

2020/2/28
【ポイント】
●ロシアは最近の韓国,イラン,イタリアでの新型コロナウイルスの感染拡大を受けて,これら3国への旅行を控えることを強く勧めています。これら3国には,日本国外務省も感染症危険情報を発出しています。
●ロシアは,韓国およびイランからのフライトの制限,イラン人へのビザ発行手続きの一時停止などの措置を取ることを公表しました。
●現時点で,日本人に対するロシア入国規制は行われていません。
●モスクワ市内においては,検疫逃れの対策のため,地下鉄駅などでパスポートの提示を求められることが多くなりましたので,注意が必要です。

1.2月26日,ロシア首相府と,ロスパトレブナゾール(連邦消費者権利保護・福利分野監督庁)のホームページにおいて,韓国,イラン,イタリアにおける新型コロナウイルスの感染事例が急増しているとして,これら3国への旅行を控えることを強く勧めています。
これら3国については,日本国外務省も次の感染症危険情報を発出しています。
・韓国 大邱広域市及び慶尚北道清道郡 危険レベル2「不要不急の渡航中止」
・イラン 全土 危険レベル2「不要不急の渡航中止」
・イタリア ロンバルディア州,ヴェネト州,エミリア=ロマーニャ州 危険レベル1「十分注意」
○詳細は外務省海外安全ホームページをご覧ください。

2.ロシア首相府ホームページに2月28日に掲載された政令によると,ロシアへの感染拡大防止策として,韓国とイランからのフライトをモスクワ・シェレメチェボ空港のみに制限し,労働,研修,個人(親族等)訪問,観光,通過目的のイラン人に対するビザ手続きを一時停止することとしています。

3.現時点で,日本人に対するロシア入国規制は行われておらず,また,今後そのような措置が導入されるという具体的な情報にも接しておりません。

4.モスクワ市内においては,ロシア入国時の検疫で自主的な隔離を求められたにもかかわらずに外出している外国人を取り締まるために,地下鉄駅などでパスポートの提示を求められることが多くなっていますので,外出時は必ずパスポートを携行してください。また,提示を求められた際には日本国籍であることを強調してください。新型コロナウイルスの潜伏期間が14日間とされているため,必要であれば,ロシア入国印のある頁も提示してください。

5.ロシア入国時に発熱している場合はもちろん,自身が発熱していなくとも,感染が疑われる渡航者と同じフライトに乗り合わせた等の理由により検疫を受け,実際に隔離された日本人の例も出ています。隔離された場合には遠慮することなく,速やかに下記電話番号までご一報ください。夜間,週末でも音声案内にそって操作すると日本語オペレーターが対応します。

ご質問等ありましたら,電話やメールで下記までお問い合わせください。

【問い合わせ先】
在ロシア日本国大使館領事部
電 話:(495)229-2520
FAX:(495)229-2598

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