無人機の飛来に伴う注意喚起（3月11日:モスクワ州等）

●3月11日、露国防省は、同日早朝、モスクワ州において91機の無人機を防空システムにより撃墜した旨発表しています。
●この影響により、モスクワの空港（ドモジェドボ、シェレメチェボ、ヴヌコボ、ジュコーフスキー）が一時閉鎖されるなど、交通機関への影響がありました。
●モスクワ南方に位置するモスクワ州ドモジェドボ地区では企業の駐車場にて火災が発生し1名が死亡、2名が負傷したと発表されており、人的被害も確認されていますが、モスクワ中心部での被害は確認されていません。
●現在のところ、ウクライナ侵略の長期化による一般治安の悪化はみられませんが、モスクワ州を含むロシア各地域へ無人機が飛来したことを踏まえ、在留邦人の皆様におかれましては、引き続き、同国との国境周辺地域からの退避を継続するとともに、報道等により最新情報の入手に努めて下さい。また、知人等と常に連絡をとることが可能な状態にしておく等、所在の明確化にご留意願います。（了）