一部EU加盟国によるロシアナンバー車両の持ち込み制限措置について

令和5年10月31日
2023年9月中旬から一部のEU加盟国は、ロシアと国境を接するEU各国への入国に際し、ロシアナンバーの車両の持ち込みを制限する措置を実施しています。これによって、現在、一部例外を除き、ロシアナンバーの車両でロシアからEU加盟各国に入国することはできなくなっています。
各国の制限措置のポイントは以下のとおりです(詳細については下記各国HPのリンクをご参照ください)。
なお、フィンランド、エストアについては運転手を含め定員10名以上の車両は制限措置の対象外となっているほか、国際定期バス(サンクトペテルブルクーヘルシンキ間等)の運行には影響ありませんので、これまでどおり利用が可能です。

今般、フィンランド側との調整の結果、ロシアにおいて緊急事態が発生した際には、ロシアナンバーの車両で退避を希望する邦人に関する情報を予め当館からフィンランド側に通報することにより、ロシアナンバーの車両であってもフィンランドへの入国が可能となるよう取り計らいを受ける方向となりました。
今後、仮に緊急事態が発生する際には、ロシアナンバーの車両による退避希望の調査を行います。

フィンランド
ロシアナンバーを有する車両の入国を禁止。ただし、(1)ロシアに永住するEU市民及びその家族、(2)運転手を含めて定員10名以上の車両、(3)人道的な理由がある場合を除く。

エストニア
ロシアナンバーを有する車両の入国を禁止。
ただし、運転手を含めて定員10名以上の車両についてはロシアナンバーでも入国可能。

ラトビア
ロシアナンバーを有する車両の入国を禁止。

リトアニア
ロシアナンバーを有する普通自動車、キャンピングカー、定員10名未満の車両の入国を禁止。

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