日本センターロシア展示商談会 上月大使挨拶
(11月15日(金)14時~ 在ロシア日本国大使館)

令和元年11月21日

ご来場の皆様,本日は,日本センターが企画・運営し,当館が共催しております「ロシア展示商談会」にご参加いただき,誠にありがとうございます。


本日はロシアの中小の企業を中心に約200名の方にお越しいただきました。本商談会に関心をお持ちいただき感謝いたします。 日本からは,ソフトウェア開発,サービス業,製造業,美術商社,水産物加工機器関連企業が参加しています。


日本経済の強さは中小企業によって支えられています。日本の企業の99%は中小企業が占めており,イノベーションの実現に向けた取り組みは多くの中小企業によって行われております。


日露両国間では経済分野での協力が活発に進んでおり,中小企業との協力の分野は重要な課題となっております。2016年に安倍総理からプーチン大統領に提示された8項目の「協力プラン」の中には,「日露中小企業の交流と協力の抜本的拡大」が含まれております。


日本センターは,ロシア国内6箇所に所在し,年間600件以上の企業支援やビジネスマッチングを実施するなど、ロシア経済において重要な役割を果たしております。


この後,日本企業各社からのプレゼンテーションが行われます。同時に,隣の会場では展示商談会を行います。本展示商談会は,日露経済交流をさらに推し進める上で重要な機会となるものと考えております。皆様には日本企業の担当者と積極的に懇談して頂き,日本とのビジネスにつながることを期待します。


最後になりますが,日露両国政府は2020年から2年間に亘って「日露地域・姉妹都市交流年」(日露地域交流年)を開催いたします。ロシア全土において日本の地域の魅力を発信する活動が開催される予定ですので,皆様には積極的にご参加いただけますと幸いです。


ご清聴ありがとうございました。