エヴゲーニー・パーヴロヴィチ・ヴェリホフ氏 (国立科学センター・クルチャトフ研究所名誉総裁)への叙勲伝達式
平成28年5月27日
5月26日,在ロシア日本国大使公邸にて,平成28年度春の外国人叙勲により旭日中綬章を授与されたエヴゲーニー・パーヴロヴィチ・ヴェリホフ国立科学センター・クルチャトフ研究所名誉総裁への叙勲伝達式が執り行われました。
伝達式では,上月豊久駐ロシア日本国特命全権大使から核融合分野をはじめとする日露間の学術交流の促進への貢献を称える祝辞(リンク)を述べるとともに,勲章を授与しました。また,上月大使から,森英介衆議院議員,上川陽子衆議院議員,尾身幸次STSフォーラム理事長からの祝辞を手交しました。その後,ヴェリホフ氏から受章の答辞を,コヴァリチュク・クルチャトフ研究所総裁及びクレショフ・スコルコヴォ科学技術大学学長から祝辞を,それぞれ頂きました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
<功績概要>
国立科学センター・クルチャトフ研究所の総裁(平成27年12月より名誉総裁)として長年に亘り日露間の学術交流促進に貢献。露側代表として国際熱核融合炉(ITER)計画に概念設計段階から参画し,日本側の研究者や政府関係者と交流を通じて,日露の核融合分野における協力の発展に貢献。この他,日本原子力産業協会とクルチャトフ研究所の協力に関する協定の締結,日本国内における原子力の研究・開発・利用に関する講演を行うなど,原子力分野全般の日露学術・技術交流の発展に貢献。