上月大使の信任状捧呈

平成28年4月22日
20160422_1.jpg 20160422_2.jpg

  1. 4月20日(水)13時20分頃(現地時間)より,クレムリンにおいて行われた信任状捧呈式において,上月豊久駐ロシア連邦日本国特命全権大使はプーチン大統領に信任状を捧呈しました(合計16名の大使が信任状を捧呈)。
  2.  

  3. 引き続いてプーチン大統領によるスピーチが行われたところ,その際の日露関係に関するプーチン大統領の発言は概要以下のとおりです。
  4. (1) 日本との間の多面的な対話の発展は,我々の外交政策の優先事項の一つ。

    (2) 近く予定されている安倍総理の訪露が,相互利益および双方の関心の考慮に基づく露日関係の拡大を促進するものと期待。

     

  5. スピーチ終了後に行われた各国大使との懇談におけるプーチン大統領と上月大使との立ち話の概要は以下のとおりです。
  6. (1) 上月大使は,安倍総理からのプーチン大統領に対する「日露関係を重視しており,その更なる発展に向けてプーチン大統領と共に取り組んでいきたい。近く行われる訪露の機会にお話しするのを楽しみにしている。」旨のメッセージを伝達するとともに,以下のとおり述べました。

       ア 九州において発生している地震に関し,貴大統領から安倍総理宛弔意メッセージを頂戴したことに感謝申し上げたい。

       イ 自分は4度目のロシア勤務となる。日露関係は更なる発展に向けて重要な時期にあり,このタイミングで駐露大使として仕事ができることを名誉と受け止めるとともに,その責任の重さを強く感じている。日露関係の更なる発展のために尽力していく所存である。

     

    (2) これに対し,プーチン大統領は以下のとおり述べました。

       ア 安倍総理の訪露を楽しみにしている。

       イ 貴使の駐露大使としての成功を祈りたい。