ロシアにおける新型コロナウイルス対策:その11(ロシア査証,労働許可証等の有効期限が切れた外国人への措置等)(4月18日)

2020/4/20
【ポイント】
● 18日,ロシア大統領府は,3月15日から6月15日までの期間,外国人のロシア査証,労働許可証等の有効期限が切れている場合や,到着通知(いわゆる「滞在登録」)が完了していない場合でも,滞在に問題ないとする旨の大統領令を発表しました。
● 18日,モスクワ市のソビャーニン市長は,電子通行証の管理体制を見直し,4月22日から公共交通機関の利用者及び自動車の利用者について電子通行証の確認を自動化する等の措置を発表しました。
 
1. 18日,ロシア大統領府はホームページにて「外国人の地位に関する法律」を一時的に変更し,3月15日から6月15日までの期間,ロシアに滞在する外国人の査証や労働許可の有効期限が切れている場合および到着通知の手続きが完了できていない場合でも,滞在に問題ないとする旨の大統領令を公表しました。
大統領府HP:
http://kremlin.ru/events/president/news/63216 
 
 ただし,出国時には有効な査証が必要とされていますので,国際フライト再開後に出国する際には有効期限が切れた査証の更新手続きを行うか,出国査証の取得が必要となることにご留意ください。個別の査証更新手続きについては移民局窓口【電話:8-495-624-2269】に照会願います。
 
2. モスクワ市のソビャーニン市長は,4月22日から,公共交通機関の利用は電子チケット(「トロイカ」,「ストレルカ」,定期券等)のみとし,電子通行証が登録できない1回乗車券は使用できない措置が執られること,また自動車での移動については,交通規則違反検出カメラ等を利用して自動的に違反を確認する措置を執ること等について新たな市長令を発表しました。
公共交通機関の電子チケット番号,自動車のナンバープレート情報は移動を開始する5時間前までに電子通行証のサイトで入力する必要があります。登録がなされていない場合は交通機関の利用ができず,また,自動車での移動では自動的に違反が認定され罰金が科せられるとされていますのでご注意下さい。詳細については同市長ブログ,モスクワ市ウェブサイト等をご確認願います。
ソビャーニン市長ブログ:
https://www.sobyanin.ru/dopolnitelnye-izmeneniya-v-propusknom-rezhime
 
(参考)ロシア政府の発表によれば,モスクワ市内における感染者数は本18日(土)現在で,20,754人となっております。